辛い夜
旦那に連絡したところ、すぐに来てくれることに。
病室でも簡単な説明を受けました。
私はまだまだ微弱陣痛だったので、出された食事も平気で平らげたう上、旦那に買ってきてもらったチョコレートまでしっかり食べました。
定期的に助産師さんがおなかの張りを測りにきてくれるのですが、痛みはあるものの本陣痛につながるレベルではありません。
夜になり、旦那にはいつでも家を出れるようにお願いし、一度帰宅してもらうことに。
彼も仕事が忙しいうえに、何日も続く私の前駆陣痛で起こしてしまい、かなりの寝不足だったと思います。
その時の私には、そんな旦那を労わる余裕がまだありました。
えぇ、その時までは・・・
夜になり、いきなり痛みが本格的になってきました。
うぅ・・といううめき声が抑えられないほどのおなかの痛み。
耐えられなくなってきたころ、計測に来てくれた助産師さんが女神に見えます。
それでも痛みの間隔はまだ安定しません。
しばらくすると私の陣痛はまた遠のいてしまいました。
同じ病室には深夜に陣痛で運ばれてきた人の生々しいうめき声。
「だめ、もう出そう、、」という声と、助産師さんの「まだいきんじゃだめ!!」という声。
こ、こわい・・・こわいよ・・・陣痛怖い!
私はまた激痛に襲われ、また遠のき、を何度か繰り返したところ、やっと痛みの間隔が安定し、陣痛が始まりました。